聴かせて君のその声を 心結ぶ糸を風に乗せて

つよくてやさしい


最近、手元の新譜たちが豊富で、その中でもリピート率の高いのが『両忘/コブクロ



『両忘』を繰り返し聴く中で浮かんだのが『サイ(レ)ン/コブクロ』だった。

コブクロのうたの中でもメッセージ性が強く、問いかけにドキッとさせられる。耳が痛むような鋭さもある一方で、その言葉たちには届け先(届けたい場所)が明確にあって……それはすぐには届かないだろう場所で。
それでも届けたいと、いつしか届くと信じて、届く言葉を探し紡いだ言葉たちのように感じて、優しい曲だなと胸と目頭が熱くなる。


明かりも風も無い部屋の中に差す光みたい。
窓にぼんやり騒がしく映る外界の光じゃなくて、細く明確に反射してさしこむ光。


『両忘』の歌詞カードに“誰かの声の中から、自分で見つけて欲しい”とあるように、『サイ(レ)ン』の最後の一行は“走り出すサインは僕が送るよ”だった。僕が走って会いに行くから待ってて、ではなくて、自分も走る。


コブクロのうたを“強くて、優しい”と言い表すことをよく見掛けるんだけど、ああそうだなぁと思う。ただ優しいだけでもただ強いだけでもない、強くて優しい。


これからもコブクロの新譜を受け取れることがほんとうにうれしい。









最近ハマっているおやつ

わたしは特にみるく&きな粉がすき。


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おいしくてつよくなる